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アームストロング・シドレー サファイア : ミニ英和和英辞書
アームストロング・シドレー サファイア[ろんぐ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ロング : [ろんぐ]
  1. (adj,n) long 2. (adj,n) long

アームストロング・シドレー サファイア : ウィキペディア日本語版
アームストロング・シドレー サファイア[ろんぐ]

サファイア(Sapphire)は、アームストロング・シドレー単軸ターボジェットエンジン
前身は第二次世界大戦中に軍主導で出発したメトロヴィック F.2で、担当メーカーが流転するなど数奇な運命を辿り、同級のロールス・ロイス エイヴォンとともに1950年代初頭からイギリスで量産された。アメリカ合衆国では、ライト J65として派生型が開発・量産された。
民生転用は果たせずに終わったため、技術史的評価に比して一般的知名度は高くないが、その開発で得られた知見は各方面に多大な影響を与えている。
== 前史 ==

連合国側初の軸流式ターボジェットエンジンであるメトロポリタン=ヴィッカース(メトロヴィック)F.2 の開発は、ら王立航空研究所(RAE)の指導の下に1940年頃から本格化したが、安定性・耐久性等の技術的課題を克服できぬまま、第2次世界大戦中には実用化未満の段階に留まった。
終戦直後の1946年、国策でメトロポリタン=ヴィッカースはガスタービン事業をアームストロング・シドレーに売却し、静止推力 4,000 lbf (=17.8 kN = 1,840 kgf) のスペックで試験中だった F.2/4 "ベリル"(Beryl、緑柱石の意)の拡大強化版 F.9 → メトロヴィック "サファイア"(MV Sa.1 Sapphire)の開発は、アームストロング・シドレーに引き継がれ AS Sa.1 に再改名された〔アームストロング・シドレーも ASX と名付けた独自の軸流式ターボジェットエンジンの開発に1943年から着手しており、これは後にターボプロップ化されの名でウェストランド ワイバーンの原動力になったが、不調・故障が相次ぎ数年で退役している。〕。
1947年になって F.2/4 がサンダース・ロー SR.A/1試作水上戦闘機に初搭載されたものの、SR.A/1 計画は失敗に終わり、2機のみでキャンセルされたため、実機による開発が遅延する遠因になった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アームストロング・シドレー サファイア」の詳細全文を読む




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